書籍詳細

コンビニ人間

価格0円

Amazonで購入

エルパカBOOKSで探す icon

コンビニ人間
村田 沙耶香 (文藝春秋) 評価3.6 点 平均(3.6)
  • 出版日:2016-07-27
  • 種類:単行本
  • ISBN:4163906185
読書タグ: 小説  人生  社会  芥川賞  新たな視点  文学  コンビニ  心理 

この本のレビュー(30)

Akira  Taniguchi
  • Akira Taniguchi
  • レビュー:194 書棚:201 読みたい:217 いいね!!:2,102
  • 投稿日 2017-04-08 01:44:26
  •  2017-1  幼い頃から喜怒哀楽を感じない主人公は、他人から変な目で見られるのが嫌で(この辺りの感覚はあるらしい)、学生時代は他人との接触を極力避けてきた。そんな彼女も、大学で始めたコンビニのバイトでは、マニュアルに従うことで完璧に仕事ができ、周囲とも打ち解けるようになっていた。 自分の感情を出さず、同僚の喋り方や感情の出し方をまねていたのだ。  そんなとき職場に現れたのが、自分が成功できないこと... 続きを読む
  • この人の評価: 評価2.0 点 (2.0)
  • この人の読書タグ: 社会  人生  小説 
  • レビューの詳細を見る
Koji Kamei
  • Koji Kamei
  • レビュー:532 書棚:556 読みたい:80 いいね!!:688
  • 投稿日 2017-03-24 21:48:54
  • 淡々と書かれた小説。単にコンビニを中心にした話かなと思って読み進めたら、次第に人間性の話に重なる。意志のない人間というか、世間のちいさな歯車に組み込まれる幸せを書いているんじゃないかと思った。主義主張のない主人公。無機質な世間のフローに入り込むことで人生の満足感を得る。 ちょっと怖い小説でもあるな。没個性でもあるが、世間に取り残された人間のどうしようもない焦りがよく描かれている。 続きを読む
  • この人の評価: 評価3.5 点 (3.5)
  • この人の読書タグ: 社会  人生  小説 
  • レビューの詳細を見る
Rie Ishii
  • Rie Ishii
  • レビュー:255 書棚:253 読みたい:2 いいね!!:750
  • 投稿日 2017-03-20 16:56:14
  • 小さいとき、鳥が公園で死んでいるのを見て、他の女の子たちは 泣いていた。自分は、それを拾って母親に「持って帰って焼き鳥にしよう! お父さんは焼き鳥が好きだから喜ぶよ」と言って、母親と友達の親はひきつった顔をしていた。 他の女の子は花を抜いて鳥のお墓においていた。 花だって生きているのに、むしってたくさん花の死骸をかけて何が正しいのか分からない。 という出だしで引き込まれた。規範が一切分からない主... 続きを読む
  • この人の評価: 評価5.0 点 (5.0)
  • この人の読書タグ: 小説 
  • レビューの詳細を見る
Masako Yato
  • Masako Yato
  • レビュー:2 書棚:330 読みたい:429 いいね!!:1
  • 投稿日 2017-03-20 14:11:15
  • 人間って、社会的な動物で、共感、感情が普通の人々間では大事なんだなと改めて思わされる作品。 同じ"人間"なのに共感出来ないのは恐怖の対象になる。だから勝手に解釈して安心を得る。 でも、主人公は、治る治らないに関係なく(というか一応気は使いながらもそれはコンビニのためであり)、自分の居場所すべき事があって、幸せだと思う。 コンビニの日常や主人公の考えが丁寧に描かれている。 続きを読む
  • この人の評価: 評価3.0 点 (3.0)
  • この人の読書タグ:
  • レビューの詳細を見る
Toshitada  Takahashi
  • Toshitada Takahashi
  • レビュー:48 書棚:102 読みたい:0 いいね!!:62
  • 投稿日 2017-03-02 22:33:20
  • コンビニでバイトを長年続けている独身女性。それまで社会の中で普通じゃないとして疎外感を感じていたのが、コンビニバイトで居場所を見つけ、普通になったと思っていた。しかし、実はコンビニシステムの一部として機能していただけで、普通ではなかった。 機械文明を風刺したモダンタイムスを連想したが、それだけではない気がした。 みんなと同じように就職して、結婚して、出産しないと仲間外れになる。人間社会で幸せになる... 続きを読む
  • この人の評価: 評価4.0 点 (4.0)
  • この人の読書タグ: 社会  人生  小説 
  • レビューの詳細を見る
石井賢治
  • 石井賢治
  • レビュー:4 書棚:4 読みたい:0 いいね!!:2
  • 投稿日 2017-02-28 22:42:40
  • 異常な主人公がコンビニという場所を舞台に正常者の中でどうあるべきか模索する話だったが、異常者である主人公に共感したり正常とされるものの中にある異常な部分を改めて感じたりする作品だった。 時折、主人公と正常者に共通する要素が見えたりするのも面白かった。 続きを読む
  • この人の評価: 評価4.5 点 (4.5)
  • この人の読書タグ:
  • レビューの詳細を見る
Kuniaki Ota
  • Kuniaki Ota
  • レビュー:76 書棚:76 読みたい:0 いいね!!:179
  • 投稿日 2017-02-23 13:19:48
  • 芥川賞受賞作品はいつもは読まないのだが、書評を読み、興味を持った。 非社会的な登場人物には、イライラさせられた。 ただ、それだけ。 「普通」が分からない感覚が自分にも多少あるので、普通を強要される圧力や普通になろうとしてもなれない人間の苦しみが痛いほど感じた。 続きを読む
  • この人の評価: 評価3.0 点 (3.0)
  • この人の読書タグ: 小説 
  • レビューの詳細を見る
なおい
Isao Masuda
  • Isao Masuda
  • レビュー:259 書棚:273 読みたい:73 いいね!!:1,278
  • 投稿日 2016-12-10 17:56:38
  • 芥川受賞ということで読んだ本ですが、面白かったですね。一気に読んでしまいました。 「普通」とは違う感性の人の居場所探しという話ですが、「普通」の人でも共感できる話ではないでしょうか。 しかし、主人公は自分の居場所を見つけられて幸せです。 それに対して、自分はというと、、、ご想像にお任せします(苦笑)。 続きを読む
  • この人の評価: 評価4.0 点 (4.0)
  • この人の読書タグ: 文学  小説 
  • レビューの詳細を見る
Hisao Onishi
  • Hisao Onishi
  • レビュー:640 書棚:642 読みたい:1 いいね!!:955
  • 投稿日 2016-12-03 12:25:21
  • 何とも不思議な小説である。小説世界に不易と流行があるとしたら、定番の恋愛や人生の悲哀、崇高な生命のやり取りなどを扱うものを不易とするならば、朝井リョウの『何者』をはじめ昨今の時代潮流の中で、起こる様々な社会の変化からによる歪みのようなものを扱う物語を流行と言えるかも知れない。本書はまさしく後者だ。かなり売れており、広く関心が持たれる背景には、そんな時代による歪みを皆感じて同感しているからなのではな... 続きを読む
  • この人の評価: 評価4.0 点 (4.0)
  • この人の読書タグ: 小説 
  • レビューの詳細を見る
ジャネイロ
  • ジャネイロ
  • レビュー:134 書棚:142 読みたい:143 いいね!!:1,610
  • 投稿日 2016-12-02 21:48:16
  • 人は自分と考え方が異なる人間がいると居心地がよくないらしい。 感情を共有出来たり、好みが類似していると安心する。 「普通」という言葉で自分の価値観を人に押し付ける。 誰もが認める「普通」なんてどこにもないのにね。 「普通」とはどういうことか理解できず、どうしたらよいのかわからず、「普通」と思われる人の真似をして、コンビニのマニュアル通りに行動することでかろうじて人間でいられる。 唯一コンビニの店... 続きを読む
  • この人の評価: 評価3.0 点 (3.0)
  • この人の読書タグ:
  • レビューの詳細を見る
takanori
Masayuki Sugimoto
Akiko Miyoshi
Masanori Sazuka
  • Masanori Sazuka
  • レビュー:2,072 書棚:1,313 読みたい:8 いいね!!:4,718
  • 投稿日 2016-10-31 08:05:07
  • もう20年以上も前、しばらくコンビニでバイトをしていたことがある。ちょっと変わった人もいたりもしたが、少なくとも僕がいたコンビニは平和だった。 「コンビニ人間」のあらすじは、さすがにたくさん報道されているから少し知っていたつもりでいた。社会不適格というか、「治っていない」主人公のコンビニ店員。しかしぶっちぎっているのはこの人ではなかった。その某ぶっちぎりにあれこれ左右されたりしたりしながらも、結果的... 続きを読む
  • この人の評価: none ()
  • この人の読書タグ:
  • レビューの詳細を見る

30 件中 1~15件を表示

この本を読んだ人は
次の本も一緒に読んでいます